新しいプロジェクトなどを始める際、ディレクトリ構成図を表現したい時ありますよね。
こんなやつ↓
├─css ├─plugin ├─tmp └─other今回はディレクトリ構成図を書く方法を2つご紹介します。
①罫線文字を使ってディレクトリ構成図を書くMSIMEだと、以下の文字の変換で罫線文字を表示することができます。
読み文字たて│ ┃ひだり┨ ┥ ┤ ┫たてみぎ┣ ┠ ┝ ├ひだりうえ┌ ┏ひだりした└ ┗ふとわく┗┻━┛ ┏┳━┓ほそわく└┴─┘ ┌┬─┐まんなか┼ ╋ ┿ ╂みぎうえ┐ ┓みぎした┘ ┛よこ─ ━よこうえ┻ ┷ ┸ ┴よこした┳ ┯ ┰ ┬かなり直観的に変換できると思います。
ただ、この罫線文字を地道に書いていくのはちょっと苦労しますよね。
②予め作ったディレクトリをtreeコマンドで出力する
基本的にはこちらの方が簡単で、おススメの方法です。
~作成手順~空のディレクトリを実際に作るコマンドプロンプト等を開いて、treeコマンドで出力する任意の場所に張りつける具体的に紹介します。
1. ディレクトリの作成デスクトップ上で「右クリック ➤ 新規作成 ➤ フォルダー」からディレクトリ構成を作っていきます。
※フォルダの作成は「ctrl + Shift + N」の同時押しでも作成できます。
2.treeコマンドで出力
Windows環境なら、コマンドプロンプトかWindows PowerShellを開きます。
Windowsでプログラムを検索する際は、「画面左下のスタートアイコンを右クリック ➤ 検索」から探せます。
例)コマンドプロンプトを検索する場合
開けたら、treeと記述し、半角スペースを空けてから作成したフォルダーをドラッグします。
ドラッグ後はこんな感じになります。
C:\Users\{ユーザー名}>tree C:\Users\{ユーザー名}\Desktop\testここでEnterを押すとディレクトリが表示されます。
├─dir_parent│ ├─dir_child1│ │ ├─dir_grand_child1│ │ └─dir_grand_child2│ └─dir_child2│ ├─dir_grand_child1│ └─dir_grand_child2└─dir_parent2├─dir_child3│ ├─dir_grand_child1│ └─dir_grand_child2└─dir_child4├─dir_grand_child3└─dir_grand_child4※コマンドプロンプトでは表記がくずれているかもしれませんが、他の場所にコピペしたら綺麗に表示されます。
3.任意の場所に貼り付ける
後はエクセルやメモ帳などにコピペするだけです。
こちらの方法だと、間違えがないので安心ですね。
レベルアップ:中のファイルまで表示させる
ディレクトリ構成だけでなく、中のファイルまで表示させたい時は、/fオプションをつけるだけです。
C:\Users\{ユーザー名}>tree/f C:\Users\{ユーザー名}\Desktop\test無事テキストファイルまで表示されました。
├─dir_parent│ ├─dir_child1│ │ ├─dir_grand_child1│ │ │ test.txt│ │ ││ │ └─dir_grand_child2│ └─dir_child2│ ├─dir_grand_child1│ └─dir_grand_child2└─dir_parent2├─dir_child3│ ├─dir_grand_child1│ └─dir_grand_child2└─dir_child4├─dir_grand_child3└─dir_grand_child4
以上、ディレクトリ構成図の書き方についてまとめてみました。
treeコマンドを使うと思ったより簡単に表記できるので、ぜひ試してみてください!