本記事ではMicrosoftのOutlookにおける、メールのテンプレート(ひな形)を作成する3つの方法を詳しく解説していきます。
仕事をしていると同じような内容のメールを何度も作成して送信していることってありませんか。ある程度メールの内容が決まっているのであれば定型文としてテンプレートを作成しておくと、ミスの削減や業務効率化につながり効率的に仕事を進められます。
Outlookでは「マイテンプレート」「ユーザーテンプレート」「クイック操作」を使ってメールのテンプレートを作成できます。
ぜひ本記事を通して、Outlookでテンプレート(ひな形)を作成する方法について理解を深めてください。
ここでは Microsoft 365による最新のOutlookを使用しています。
Microsoft用語の確認Microsoft 365とはMicrosoft社が提供しているOfficeアプリケーション(Outlook、Word、Excel、SharePoint、PowerPointなど)やサービスを利用できるサブスクリプション(月額課金制)のクラウドサービスです
Microsoft365とは:どのようなサービスかわかりやすく解説
2024.07.07 記事を追記および修正いたしました
メールのテンプレート(ひな形)とは業務ではある程度内容が同じメールを何度も送ることがよくあります。同じ内容のメールをその都度一から作成するのは時間がもったいないです。中には過去に送信したメールをわざわざ探して、コピー&ペーストして作成する人もいらっしゃいます。
ある程度決まった文言などはテンプレート(ひな形)として保存しておくことがお勧めです。
Outlook用語の確認メールのテンプレートとは頻繁に使用するメールの内容や宛先、件名などを事前に設定し、何度も利用できる形式として保存しているファイルのこと
メールのテンプレートとして保存しておくことで、同じ内容のメールを繰り返し作成する手間を省くことができます。またテンプレートの呼び出しも簡単なため、業務効率を大幅に向上させます。
Outlookでメールのテンプレートを使用するメリットは以下の通りです。
一からメールを作成する手間と時間を大幅に削減できる手動でメールを作成する際のミスや情報の漏れを防ぐメール内容の一貫性を保つ緊急の連絡や通知を素早く送信できるメールを標準化して全員が同じように送ることができるこのようなメリットからメールのテンプレートはビジネスでは欠かせない機能の一つとなっています。
Outlookでメールのテンプレート(ひな形)を作成する方法は以下に記す3つの方法があります。
メールのテンプレート(ひな形)を作成する方法 マイテンプレート ユーザーテンプレート クイック操作それぞれの方法については次項より詳しく解説していきます。
Outlookの「署名機能」について
Outlookにはテンプレートに似た機能として「署名」があります。署名とはメール送信者の情報をまとめて記載したテキストをメール末尾に挿入する機能です。
このメールの署名は社会人であれば誰もが設定しておくべきものです。Outlookでは事前に設定しておくことで、メール作成や返信、転送時に自動的に挿入してくれます。
テンプレートと署名は全く異なる機能なので間違わないようにしてください。署名については以下記事をご参照ください。
【Outlook】メール:署名の設定方法(署名の新規作成、自動挿入)
Outlook:マイテンプレートによるテンプレート(ひな形)の作成方法マイテンプレートとはOutlookにはマイテンプレートというテンプレートを作成するアドイン機能が備わっています。具体的には頻繁に使用する内容を保存しておき、メール作成時に挿入して利用できる機能です。
マイテンプレートではテキストや画像を含めたテンプレートを複数作成することができます。またテンプレートを作成したら、マウス操作のみで簡単に登録したテンプレートをメール