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意外と知らないMicrosoft Edgeの便利な使い方 第20回 コレクションとお気に入り:マピオンニュース

Microsoft Edgeには従来のブックマークと同じ機能である「お気に入り」と、Microsoft Edgeオリジナルの機能である「コレクション」という2つの似た機能がある。どちらの機能を使った方が良いか、どのように使い分けを行うか、いくつかの考え方を紹介しておこう。 →連載「意外と知らないMicrosoft Edgeの便利な使い方」の過去回はこちらを参照。 【業務効率化に役立つオススメ連載】 【連載】Google Workspaceをビジネスで活用する 【連載】定時で上がろう! Excel関数の底力 「お気に入り」を使う Microsoft Edgeの「お気に入り」は、ほかのWebブラウザにおける「ブックマーク」と同じ機能だ。URLを記憶しておくための機能であり、URLは階層構造が可能なフォルダで分類できるようになっている。Microsoft Edgeには次のようなツリー構造でビジュアル化される仕組みになっている。お気に入りバーとしてアドレスバーの下に表示させておくこともできる。 Google ChromeやFirefox、SafariといったほかのWebブラウザでブックマークを積極的に活用しているなら、Microsoft Edgeでもお気に入りを使えばよい。慣れている機能を使うのが一番だ。 「コレクション」を使う これまでブックマークやお気に入りをそれほど積極的に使ってこなかったのであれば、今からお気に入りを積極的に使う理由はあまり見つからない。使うなら「コレクション」を使った方が良い。 お気に入りはフォルダでツリー構造に分類を行うことができるが、コレクションは基本的に1階層だけだ。お気に入りで考えるなら、フォルダを1階層だけ作れるような仕組みになっている。 この構造はシンプルで使いやすい。お気に入りは登録するURLが増えてくるとフォルダ構造を深くすることがあるが、深くするとその分使いにくくなる。実のところ、深い階層構造を作れれば便利になるかと言えば、必ずしもそうではない。 コレクションで登録できるのは1階層分に相当している。これがシンプルでわかりやすく、整理しやすい。 お気に入りは最終的によく使うWebサイトのURLを記録していくといった目的で使うことになるが、コレクションはそこに至るまでの過程、つまり調査と整理を行っている段階から使用できる。とりあえず気になったWebサイトはまとめてコレクションに登録し、そこからWebサイトの取捨選択を行ってコレクションの中身を整理していく。こういった使い方はコレクションだと行いやすく、お気に入りだと行いにくい。機能的にそれほど差はないはずなのだが、UI/UXの違いがもたらすのか、そのような違いがある。

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