スーパーで魚売り場の責任者と社員二人が話しています。
男1:このところ鮮魚の売れ行きがイマイチだね。何か手を打たない限り状況変わらないと思うんだけど。いい案ないかな。
男2:うーん、そう言えば家で魚の内臓とか骨を処理して、切り身にするのが面倒だっていう人、多いんですよね。希望するお客さんには、売り場で魚を切り身にするサービスを始めてはどうでしょうか。魚を捌く専属のスタッフと場所は必要になりますが。
男1:うん。
男2:または、魚料理はいつも同じような献立になってしまって飽きちゃうという話もよく聞くので、ショーケースの横に、その日売ってる魚に合ったちょっと珍しいレシピーを作って用意していくのもいいと思います。
女:あのう、今は共働きの家庭も増えていて、料理にあまり時間をかけられないっていう人も少なくないですよね。ですから、予め魚の骨をとって、調味料につけておいて、あとは焼くだけのような半加工食品を増やすのがいいと思うんですが。
男1:半加工食品か。
女:それか、いっそのこと、魚を使ったお惣菜の種類を増やすのはどうですか。そのまま食卓に出せますし。鮮魚ではなりませんが、魚の売り上げにつながると思います。
男1:そうだね。うーん、いろんなアイデアありがとう。どの案もいいんだけど、専属のスタッフやスペースを確保しなきゃならないのは、負担が大きいし、それに、うちは厳選した新鮮な魚を仕入れてるのが売りだから、味をつけておいたりするのはちょっとね。
男2: じゃあ、決まりですね。
男1: うん、さっそく準備を進めよう。
問題を解決するために、どうすることにしましたか。
1. 売り場で魚を切り身にするサービスをする。
2.売り場にレシピーを置いておく。
3. 魚の骨をとって、味付けをしてから売る。
4. 魚を使った惣菜の種類を増やす。