内科のクリニックで、院長と受付スタッフ2人が話しています。
女1:近頃、近隣にマンションが建ったせいか、患者さんが増えて診察の待ち時間が長くなったでしょう。少しでも快適に過ごしてもらえるよう、いい考えない?
男:あの、待合室の椅子、4人掛けの長椅子で隣の人との距離が近くて少し窮屈な感じがします。一人掛けに変えられたらと思うんですが???。
女2:椅子は床に固定されてるから工事が必要ですよ。それに一人掛けにすると座席の総数が減るんじゃないですか。あの、先日ある病院に行ったら、待合室の壁にプロジェクターで大きく映画流してて、待ち時間があっという間に思えたんです。
女1:それ、テレビじゃだめなの?
女2:大画面だから映画館の気分で集中して時間を忘れられるんです。プロジェクターもプレーヤーもクリニックにあるから大きな出費もないですし、字幕付きで音量絞れば、うるさくはならないかと???。
男:なるほど。僕も他の病院でいいと思ったのがあります。マッサージチェアが3,4台置いてあって、患者さんが交替で使えるんですけど、気持ちいいってお年寄りもお勤めの方もすごく喜んでました。でも、高額か???。
女1:それに場所も取るから。
女2:あの、最近はインターネットで予約できる病院も多いですよね。
男:予約制でも時間が押して待たされることありますけどね。あ、でも、どこまで診察が進んだかネットでわかるようにすればいいのか。順番が近くなったら来ればいいので、待ち時間を有効に使えます。
女1:うちはお年寄りの患者さんが多くて、インターネットが使えない方もいるの。
女2:そうですよね。
女1:混み具合が長期的、慢性的になるなら、そういう根本的な策が必要だけど、しばらくは様子見てからそれは考えよう。予算の都合もあるし、まずは今あるもの活用できるさっきの案でいこう。
クリニックではまずどうすることにしましたか。
1.待合室の椅子を変える
2.待合室にプロジェクターで映画を流す
3.待合室にマッサージチェアを置く
4.インターネットで予約できるようにする