大学のオリエンテーションで先生が新設されるゼミナールについて説明しています。女 1:来年度二年生を対象に新設される基礎ゼミナール1から4について説明します。まず、基礎ゼミナール1は国内外を問わず異なる文化背景を思った人とのコミュニケーション上の問題をいろいろ取り上げて考えるゼミです。基礎ゼミナール2では国際開発協力の基礎理論を学ぶと同時に現地での研修も予定しています。将来 NGO で働いてみたいと思っている学生にはうってつけの内容ですね。基礎ゼミナール3は日本の歴史を外交という外国との関係から見直していくゼミです。基礎ゼミナール 4 は他学部で開かれているゼミですが、当学部の単位として認めるものです。内容は、英語の口語表現を構造的に分析するものです。英語の言語構造に興味がある人にお勧めです。ただし、英語の基礎が出来ていない人には大変なので、その点注意してください。女2:面白そうなゼミが四つできるのね。せっかくだから、この中から一つ取ろうと。山中君は?男:うん、僕も。僕は英語を使いこなせるようになりたいって思ってるんだけど。女 2:じゃあ、口語表現のがいいんじゃない?英語は得意でしょう?男:まあね。でも、英語を話してると、こっちの意図とは異なって解釈されて戸惑うことがあるんだよね。今の説明を聞いて、それって単に語学能力だけの問題じゃなくて、育った環境とか文化とかいろんなことが影響しているのかもしれないと思って、その辺をしっかり学べそうだからこれ取ろう。女 2:うん、ちょうどいいね。わたしは国際関係に興味があって、将来は海外で働きたいと思っているから。それに役立つのがいいんだけど。男:だったら、この現地で研修できるっていうのがぴったりだね。女:うん。いずれはそういうことも勉強する必要があるけど。まずは、日本がほかの国とどのような関係を築いてきたのか、その点を学びたいと思っているんだ。だから、このゼミにする。男:そうか。質問2 女の学生はどのゼミナールを選びますか。