歴史博物館で職員三人が記念イベントについて話しています。
男1 :この歴史博物館の開館 10年記念イベントのことなんだけどね。市の小中学生に市内にある城や遺跡についてもっと関心を持ってもらえるような企画をたてたいんだ。歴史に興味をもってもらうせっかくの機会だからね。何かいい案はないかな。
女:そうですね。例えば、遺跡を身近に感じてもらうために、古代の人々が身につけていたアクセサリーを実際に作ってみるとか、あるいは中山城でクイズ形式でお城の謎を解きながら、中を探険するツアーをするとか。どちらも歴史になじみがない小中学生にも楽しんでもらえると思います。
男1:なるほど。でも、アクセサリーだと男の子、集まるかな。クイズのほうは子供たち喜びそうだね、ゲーム感覚で。ほかにはどう?
男2:そうですね。市内には歴史を研究している市民サークルがあります。その方たちにガイドをしてもらって、市内に複数ある遺跡を一緒にたずねるっていうのはどうでしょうか。
男1:それもいいね。
女:でも、それでは、ガイドをする人によって内容がばらばらになりそうですし、それに、遣跡を巡るとなると長時間歩きますから、子どもに
男2:内容については職員が取りまとめて調整可能だとは思うんですが…では、市民サークルに呼びかけて、何か歴史が学べるような展示会を催したらどうでしょう。市民サークルにとっても、日頃の成果がアピールできて、良い場になると思います。
女:展示会だと歴史好きの子は来てくれるかもしれませんが、そうじゃない子は...やっぱり歴史になじみがなくても気軽に参加できるような企画がいいと思います。
男1:うん、小中学生にはゲーム感覚で参加できるものがいいだろうな。で、それを市民サークルに手伝ってもらうことにしよう。こちらでは思いつかないようなアイディアを出してくれたりして、面白いかもしれないし。よし、じゃあ、その方向で考えてみよう。
記念イベントとして、どんな企画をすすめることになりましたか。
1古代風のアクセサリーを作る企画
2クイズを解きながら中山城を探険する企画
3市内の遺跡巡りをする企画
4歴史に関する展示会をする企面