女の人と男の人が話しています。女の人がこの活動に参加している理由は何だと言っていますか。
女:「電気のない夜」っていう活動、知っている?
男:何、それ。
女:冬至と夏至の日の夜八時から十時までの二時間、家で電気を使わずにねえ、ロウソクの明かりだけで過ごそうっていう活動なの。
男:へえ。そんなのがあるんだ。ロウソクの明かりだけなんて、きっと幻想的できれいなんだろうねえ。でも、テレビも見られないし、エアコンも使えないだろう?
女:うん、本当に不便で、普段どれだけ電気に頼っているか、実感できるわよ。私はこの活動がきっかけで、省エネを心がけるようになったわ。
男:ううん。
女:だから、この活動に参加して、そういう気持ちを忘れないようにしているの。
男:ううん。
女:それに、家族と一緒に参加している人に聞くとねえ、ロウソクの薄明かりの中だと、いつもと違っ
て、深い話ができるんだって。喧嘩の仲直りができたり、絆が深まったり、人間関係の潤滑油にもなるみたい。まあ、私は一人で参加してるから、実感ないんだけどねえ。
男:いい活動だねえ。僕もやってみようかなぁ。最近忙しくて、家族とゆっくり話してないし。
女:うん、やってみて。
女の人がこの活動に参加している理由は何だと言っていますか。