ラジオでアナウンサーがボランティアグループの女の人にインタビューしています。女の人はグループの活動の目的は何だと言っていますか。
男:吉田さんは子供広場というボランティアグループを主催していらっしゃいますよね。どんな活動をしているんですか。
女:私たちのグループは藤山公園で月二回活動しています。最近の公園って、木に登ってはいけないとか、ボール遊びをしてはいけないとか、いろんなルールがありますよね。ここでは、子供が自由に好きなことができる場を提供しています。
男:たとえば、どんなことができるんですか。
女:ここには、いろいろな道具も用意していますので、鍋を火にかけて料理を作ったり、鋸や金槌で何かを作ったりすることもできます。
男:え、火や鋸ですか。あぶない気もしますが。
女:われわれの役目は見守ることです。本当に危険だと思わない限り、大人は手を出しません。昔って、自分たちでおもしろいことを見つけて、自由に遊べたんですけど、今はそういうことがしにくくなりましたよね。遊ぶときもいつも大人が子供と一緒で。
男:そうですね。でも今時の子供は遊び方を教えてもらわないと、何をしていいかわからないってことありませんか。
女:最初だけですよ。すぐにいろいろなことをやり始めます。それに何もせずにぼんやりしててもいいんです。子供だってそんなときもありますよ。
女の人はグループの活動の目的は何だと言っていますか。